どうやって合格・不合格が決まるのか、簡単に説明しますね。

内申点250点と学力検査（本番のテスト）250点、併せて500点中何点取れたかで判断します。複数志願制の場合、第一志望の方に20～30点の点数が加算されます。
（加算点は受験する学区によって違います。詳しくはコチラ）

それではまず内申点の求め方。

内わけは主要５教科（国語、数学、英語、社会、理科）と
実技４教科（技術家庭科、保健体育、美術、音楽）にわかれ、点数が違います。
主要５教科は成績×４点で１００点満点
実技４教科は成績×７．５点で１５０点満点
合計２５０点で計算されます。

例えば
Aさんの成績が以下のようだったとします。

この場合の点数は
（３＋３＋３＋２＋３）×４＋（３＋４＋３＋３）×７．５＝１５３．５点になります。

オール３で１５０点になります。成績の合計は一緒なのに内申点だとこちらの点数の方が高いです。このことからいかに実技４教科にウェイトが置かれているかがわかると思います。副教科だからと手を抜いたりせずしっかり努力してください。

次に学力検査です。

５教科なのに２５０点？と思った人もいるでしょう。内申点とあわせるため、１００点満点のテストの合計を÷２して２５０点満点にします。

例えば
先ほどのAさんが学力検査で以下の点を取ったとします。

そうすると学力検査の点数は

（６０＋６２＋５５＋５０＋６３）÷２＝１４５点になります。

内申点との合計で２９８．５点・・・Aさんの合否はいかに・・・

このAさんが第一学区だとすると、第一志望加算点は２５点になります。
そうすると先ほどの点数にこの点数が加算されることになるので

２９８．５＋２５＝３２３．５点になります。

Aさんが第一志望にした高校の合格点が３００点だった場合、
Aさんは３２３．５点となり、見事合格となります。
もし第二志望にしていたら加算点がないので２９８．５点・・・
残念ながら不合格となっていました。
Aさん、良かったね＾＾

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